換声点とは?(換声点をパスする)

声区とは?

換声点について説明する前にまずは声区についてご説明します。
声区とは地声区、裏声区といったように声の質をブロックごとに区分したものです。
“極低音区→地声区→裏声区→極高音区”
という風にブロックが分かれるのですが基本的に
ポップスの歌唱で使うのは地声区と裏声区です。
極低音区や極高音区はホイッスルボイスなどオペラでソプラノ歌手などが
使う技法となりますので、今回は詳しい説明は割愛させて頂きます。

換声点とは?

この声区が切り替わる通過点のことです。
地声から裏声に切り替わる”→”こちらが通過点となります。

換声点の通過(パス)が上手く行かない人の特徴として
地声から裏声に切り替わるタイミングで声がひっくり返る
ある音の高さを目安としてどの声区を使うか明確に認識していない
(この音高は地声、この音高は裏声など把握していない)
地声と裏声の声質がまるで他人かのように異なるなどが挙げられます。

心当たりのある人は多いのではないでしょうか。
ここでは地声と裏声をスムーズに切り替える練習方法を紹介します。

-換声点の通過(パス)をスムーズにする方法
裏声に切り替えるべきタイミングを把握する
人によって声帯の長短や太さは異なりますが
地声から裏声に切り替えるべき地声の最高音はある程度、限りがあります
男性の場合→G♯4(mid2G♯)(鍵盤中央のソ)
女性の場合→C5(hiC)(鍵盤中央のドより高いド)
これよりも高音となると地声で出しているつもりでも
裏声の成分が混じり始めます。
上記を目安にそれ以上の高音は裏声の要素を増やして発声するよう心がけましょう。
声質を統一させる
1,スケール練習
低音(地声)→高音(裏声)→低音(地声)
(例:ド→ラ→ド)
といったように音の高低を行ったり来たりして発声します。
2,この時自身の声の硬さ、柔らかさが統一されるように意識してください。
特に多い例として地声はしっかり鳴っていて硬いけれど、裏声の息漏れが多く柔らかくなってしまうという人がいます。
裏声の質感を固くするためには
声帯の閉鎖
鼻腔共鳴
を練習する必要があります。
ミックスボイスを使う
最も有効な方法です。
地声→ミックス→裏声と切り替えていくことで違和感なく換声点を通過することができます。
(詳細:ミックスボイスの出し方1)
(詳細:ミックスボイスの出し方2)

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