芯のある裏声(ヘッドボイスとは?)

 ヘッドボイス

初めてこの言葉を目にする方も多いと思います。

ヘッドボイスとはファルセット(裏声)の仲間です。
ではファルセットとの違いは何か

ファルセットは息漏れのある裏声です。
ヘッドボイスは息漏れのない裏声です。

では息漏れしている状態と息漏れしていない状態とはどういう差があるのでしょうか。
それは声帯が閉鎖されているかされていないかです。(詳細:声帯を閉鎖させよう)

声帯閉鎖されていない→息が漏れている状態
声帯閉鎖されている→息漏れがほとんどない状態

「ハーッ」「ヒーッ」
ファルセットを出してみましょう。
地声よりも弱々しく、音の響きが横に広がっている(分散している)のが分かるかと思います。
場合によってはキーンと気持ちの良い高音ではない音が出ている人もいるかと思います。
息が漏れることでこのような症状が起きます。

ヘッドボイスはファルセットの持つこれらの特徴に対して
柔らかく深みがあり、音の響きが頭の方からまっすぐ抜ける芯のある響きです。

ファルセットは弱々しいという表現をしましたが、バラードなどで表現の一部として使うのはありだと思います(使っているプロもいます)。
しかし芯のあるヘッドボイスの方が心地良く、深みがあります。 

それでは早速ヘッドボイスの練習方法を紹介します。

その前に重要なヘッドボイスが出る条件を教えます。
声帯が閉鎖されている(詳細:声帯を閉鎖させよう)
喉仏が下がっている(詳細:喉仏を下げる)
これらの条件を満たした裏声がヘッドボイスです。
声帯閉鎖と喉仏を下げる記事を一読したのち練習に取り掛かってみてください。

-ヘッドボイスの練習方法
1,「ファ〜ッ」とあくびの真似をします
2,その状態で一度ファルセットを出します。
3,2の状態では息が漏れています。それでは1をもう一度行いましょう。
次はファ〜ッとあくびの真似でファルセットを出した後、息を止めましょう。「ファ〜ッ、ハッ」
声帯がピトッと止まった感覚を感じると思います。
4,3の状態のまま音を出します。
息漏れがほとんどなく、少し頭に響いている感覚(正確には頭には共鳴腔がないため響きません。あくまでイメージです)があればOKです。
5,「ファ〜ッ」だけでなく「マ〜」「モ〜」で同様に練習します。

〜注意点〜
息を途切って声帯を閉鎖する際に喉に力を入れて無理やり閉じるのはやめましょう。声帯に負担がかかり声帯が傷つきます。あくまで声帯を止める(息を止める)際は優しく行いましょう。 

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