前回の記事で声帯を閉鎖させる重要性を説明しました。
ここでは声帯を閉鎖させる閉鎖筋を鍛える練習方法をご紹介します。
閉鎖筋について説明します。
閉鎖筋は3つの筋肉の総称です。
側筋 横筋 交錯筋
これらの筋肉の説明をするとディープな内容になってしまうので
簡単に機能をまとめました。
★筋肉が機能していない
「呼吸のみ」声帯が完全に開いており、声帯の振動はありません。
★側筋のみ機能している
「少し閉鎖された状態」ファルセット、息漏れが多い
★側筋、横筋が機能している
「閉鎖された状態」ヘッドボイス
★側筋、横筋、交錯筋が機能している
「(ほぼ)完全に閉鎖された状態」ミックスボイス、地声
これより更に閉じると呼吸を止めた状態となります。
閉鎖加減で声のコントロールが変わるということを理解していただけ方と思います。
それぞれの筋肉のコントロールとまで行くと非常に難易度の高い内容となるのでご自身で声帯を開いたり閉じたりできればOKです。
-声帯閉鎖の練習方法
①「ハーッ」と優しく息を吐きます。(目の前の人に吐息をかけるように)息を止めます。
この時首の力でグッと止めるのではなく、優しく止めます。
この動きを続けるだけでも閉鎖筋は鍛えることができます。
ピトッと声帯が閉じる感覚を感じた人は2の練習に取り組みましょう。
②ボーカルフライ
エッジボイスとも呼ばれます。
声帯を閉じた状態で自分が思う一番低い音を「ア゛ア゛ッア゛」とゆっくりと出します。
(呪怨の真似だと思ってチャレンジしましょう)
ブツブツと声帯がくっついたり離れたりする感覚があればOKです。
③「ネイ」の発音でスケール練習
ネイという単語はエッジの効いた単語で閉鎖筋を鍛えることができます。
こちらも発声練習に取り入れましょう。
〜注意点〜
閉鎖筋を鍛える時に注意して欲しいのは力任せに喉を閉めないことです。
あくまでも無駄な力を加えず、声帯を閉じることが目的です。
非常に繊細なトレーニングとなるので休憩を入れたり、喉に痛みを感じた人は練習を控えましょう。![]()