脱力は歌唱において非常に重要であり難しいテーマでもあります。
その中でも舌の脱力は難しいです。
それは我々が日本人であるからです。笑
日本語は横母音というものを多用し、子音などアクセントを強調した発音で話す機会が海外に比べて少ないです。
曖昧に話しても相手に伝わるという点では便利だと思いますが
この影響か、滑舌の悪い方や舌が硬い方が非常に多い傾向にあります。
歌唱にとって舌はとても関係性が高いです。
舌に力が入ることで舌が太く広がり声の通り道を狭くしてしまいます。
また舌根(舌の根っこの部分=舌根)を下げることで
喉が開き、(高音,低音関わらず)音が伸びます。![]()
ここで注意して頂きたいのが
舌先(全体)を下げるのではなくあくまでも舌根を下げるということです。
イメージとしては舌が真下に凹むイメージです。
生徒さんには良く重い飴玉の影響で重力として下がっているイメージを持つよう指導しています。
舌先は引っ込めず、出し過ぎず、下の歯に触れるくらいが1番良いポジションであると言われています。
息の流れが詰まり、声が出しにくくなります。
-舌に柔軟性を与える(舌根を下げる)トレーニング方法
①舌を思い切り出す
1,タオルなどを使って舌先を掴み、舌を思い切り出した状態をキープします。
(指ですと滑りやすいです。ティッシュも誤飲の可能性がある為控えてください)
2,1に慣れたら何も使わず、舌が戻らないように舌を思い切り出した状態を維持してください。
②スケール練習
「バッ」「まん」でスケール練習を行いましょう。
この時筋肉が緊張してaの母音がeにならないように注意しましょう。
〜おまけ〜
滑舌を良くするトレーニングとして
表情筋のトレーニングやハ行の後にタ行を並べて発音する練習(ヒチ、ハタ..etc)も有効です。また早口言葉ではなく歌詞や文章を大きな声でゆっくりと読むことも滑舌の改善に繋がります。![]()